事業報告

震災30年トップチームとつなぐメモリアルウオーク

日 時:令和7年1月11日(土) 9:00~17:00                                                                         場 所  : 神戸市東灘区~長田区(約20kmの行程)
 集  合/ 住吉公園(JR住吉駅スグ)
 チェックポイント/人と防災未来センター、みなとのもり公園、神戸港震災メモリアルパーク(神戸海洋博物館)、神戸市中央卸売市場本場、ノエビアスタジアム神戸
 ゴール /若松公園「鉄人広場」(JR新長田駅スグ)
参加者数:172名
主 催 : 公益財団法人神戸市スポーツ協会
後 援 :  神戸市
協 力 : ヴィッセル神戸、INAC神戸レオネッサ、コベルコKOBEスティーラーズ
人と防災未来センター、神戸海洋博物館、「神戸医療産業都市推進機構」、
新長田まちづくり株式会社、大阪リゾート&スポーツ専門学校、ふたば学舎、
KOBEシニアボランティア、ANCHORS(スポーツボランティア)、
KOBE007[神戸市行財政局税務部(新長田活性化に取組む若手職員グループ)]

 

  阪神・淡路大震災から30年の節目として、震災の教訓を継承・発信することを目的に、市内トップチームの協力を得て行程約20kmの震災関連施設を訪れるフリーウォーキングイベントを実施しました。 
 当日は天候と寒さが心配されましたが、ウォーキングに適した気候でイベント当日を迎えることができました。

 出発式では公益財団法人神戸市スポーツ協会会長の挨拶のあと、震災で犠牲となられた方々への哀悼の意を表すために、参加者・ボランティア・スタッフ全員で黙祷を行いました。
そして、INAC神戸レオネッサ三宅キャプテンの挨拶、準備運動の後、INAC神戸レオネッサのトップ選手23名(!)とマスコットキャラクターのらいかちゃん、ボランティアの皆さん、スタッフからの送り出しで、9時半に住吉公園を出発しました。

 道中には震災に関連したスポットとして5カ所のチェックポイントを設けており、参加者は各所に配置されたスタンプを自ら押して集めながらゴールを目指しました。

 みなとのもり公園ではコベルコ神戸スティーラーズの震災に関連した貴重な写真展示や、映像などの放映があり、ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸のマスコットキャラクターであるモーヴィとセレイアの皆さんが応援に駆けつけ、参加者を励ましながらゴールへ向けて元気よく送り出してくれました。

 14:30から開設されたゴール地点の若松公園(鉄人広場)では、完歩証や参加記念品が到着順に参加者に渡されました。公園内ではおしるこの振る舞い、ふたば学舎の震災パネルの展示、元神戸市職員の秋定さんによる震災語りべブース、大阪リゾート&スポーツ専門学校の生徒によるストレッチブースの運営、鉄人28号像との記念撮影ステージ、神戸市行財政局税務部KOBE007による新長田地域の粉もん、銭湯の紹介等が行われました。約20kmもの行程を歩いて来られた参加者の方は到着した達成感もあり、各ブースを思い思いに楽しんでいる姿が印象的でした。
 最終的に参加者166名の方がゴール地点に到着し無事イベントを終えることが出来ました。

 イベントに参加した方のお話を聞くと、「はじめは20kmという距離で歩けるか不安だったが、道が平坦だったこともあり無理なく歩けた。また道中、震災時の事に思いを巡らせながらウォーキングができたことが何よりも良かった」、「INAC神戸の選手が大勢で送りだしをしてくれたのは贅沢だった」などのうれしいお言葉をいただきました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

※今回のイベントの応募時、震災に関する想いを参加の皆様にいただきました。当時の思いなどが記された貴重な資料となります。ぜひご一読ください。

 震災30年トップチームとつなぐメモリアルウオーク参加者メッセージ(PDF)

 

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令和6年度 事業報告   2025/01/16