2025年1月19日(日)午前10時から12時まで、「みんなの防災訓練」が開催されました。
はじめに、阪神・淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震で犠牲となった方々を悼み、全員で黙とうを捧げました。その後、訓練は「シェイクアウト訓練」(一斉防災行動訓練)からスタート。毛布を使った応急担架の作成方法や心肺蘇生、AEDによる救命訓練、ロープワーク、消火器の使用方法など、実践的な訓練を行いました。
今年は新たな取り組みとして、外国籍の方々も訓練に参加。一緒に命を守る行動や消火活動の訓練を行い、多文化共生の視点を取り入れた防災活動が実現しました。
近隣住民の方々が協力して防災訓練を行うことで、災害時の相互支援体制を確認し合い、地域全体の防災意識を高めることを目指しています。訓練の締めくくりには、炊き出し訓練としておにぎりと熱々の豚汁が振る舞われ、実際の災害時を想定した雰囲気を体験していただきました。
兵庫県では、南海トラフ巨大地震により神戸市が最大津波水位約4メートルの影響を受ける可能性があると想定しています。「コミスタこうべ」は海抜12.3メートルの位置にあり、津波・洪水・土砂災害時の避難所として指定されています。
災害はいつ起こるかわかりません。日頃から備えを怠らないことで被害を最小限に抑えることができます。これからも地域の防災訓練に積極的に参加し、防災意識を高めていきましょう。
主催:中央ふきあい防災福祉コミュニティ
共催:コミスタこうべ、吾妻ふれあいのまちづくり協議会
協力:中央区役所、中央区社会福祉協議会